お付き合いを始めたら最初は楽しい時間を過ごすことに力を注ぐべきです。一方で、どこかのタイミングで結婚後の生活について話す必要が出てきます。
結婚後のイメージの話ができないと相手は結婚に本気なのか不安になります。
6年の長期戦の婚活を成功させたくま所長が結婚後のイメージを共有するためにするべき話題とタイミングを紹介します。
この記事を読むことで、お付き合いのどの段階でどんな話をすればよいのかがわかります。
話題をうまく振ることで価値観をすり合わせて安心感を与えつつ親睦を深めることができます。
いつまでに価値観を話し合っておくべきか
お付き合いを始めてしばらくたつとお互いのいろいろなところが分かってきます。
相手から話を持ち掛けられた場合はもっと早くてもいいですが3回目のデートくらいで徐々に将来のことを話し始める時期になります。
センシティブな話題は話をするのに十分な関係ができてからよいですし、必ずしも結論を出す必要はないです。今は答えがないというのもの結論になります。
結婚を決めて結婚相談所を退会する前や、アプリなどで出会ってプロポーズする前にはひととおり話しておけるように進めましょう。
住む場所の話
住む場所の話は比較的話題にしやすいです。価値観についての話のとっかかりにしてみましょう。
職場までの通勤時間
お互い働いている場合がほとんどだと思います。職場までの通勤時間を考えて住んでみたい場所の候補を話し合ってみましょう。
新しい街に住むというのはワクワクするし盛り上がります。
持ち家 or 賃貸
将来持ち家を買うのか、賃貸で暮らしていきたいのか話してみましょう。
意外と持ち家に憧れがある方も多いですよ。
経済的な状況がはっきりとわからないので無理に結論を決める必要はないです。今の気持ちを伝えましょう。
真剣に考えている意思が伝わります。
こどもの話
こどもを産む意思があるのかを聞いてみたほうが良いです。プロフィールには書いてない場合もありますし、希望の度合いも人によって違います。
何歳に欲しいのか
子供が欲しい場合は結婚後すぐに欲しいのか、しばらく独身生活を楽しんでから欲しいのかに分かれます。
そもそも子供が欲しいのか分からないという選択肢や、可能であればほしいなどの中庸な意思は大丈夫です。お互いが正反対の意見だとお付き合いを進めていくのは難しくなります。
その場で否定する必要はないですが、家で自分の考えを変えられるのかじっくり考えましょう。
何人欲しいのか
希望する子供に人数を話してみましょう。育児にかかる手間や、家の大きさ、教育費に影響します。
将来のことなので、ある程度臨機応変に変えられます。お互いの気持ちを出し合う程度でよいです。
合理性と感情
相手のふるまいから推測するべきもので話題にしないほうがよいですが、相手の合理性の度合いと感情的になる頻度を見ておくと結婚後のイメージができます。
他人を変えることはできません。必ずしも自分と感覚がぴったり合う人と結婚する必要もありません。
バイアスの強さと合理性
人間はバイアスと感情からは逃れられません。どうしても経験や先入観から物事の好き嫌いを決めたり判断をしがちです。
周りの人の意見には流されやすいため、例えば友人たちの中で特定の誰かがカッコイイと共有されると、単独ではその認識からはなかなか抜け出せません。
一方で合理的を重要視する相手から見たら、あなたの行動はバイアスが強いのかもしれません。
感情的であることも重要
感情は人生を豊かにしてくれますが、振り回されると疲弊します。
全てを感情的にふるまうと周りに迷惑をかけてしまいますが、こだわる点にはメリハリをつけて夢中になったほうが楽しい人生が送れます。
相手が好きなものや考え方を否定してしまうのはやめておきましょう。
物事の考え方が合わなくても結婚できる
感情的な部分と合理的な部分が相手と合わないこともあると思います。すべてがぴったり合うことなんてないので大事なことは話し合いをできる下地があることです。
自分がいつも正しいと思わず、一度は相手の立場や意見に立って話し合いができるのであれば問題ありません。
金銭感覚
正しいお金の使い方は人生を彩ってくれます。お金を捨てていると金銭的に苦労します。どんな事にお金を使うのかをお互いに知っておくと相手の価値観が分かってきます。
こだわりを持っているものにはお金を使おう
技能を高めたり、経験を積むなどの、将来の自分にも価値を与えるものであれば相場の範囲でお金を使うことは良いことです。
消費であってもこだわりを持って使うと決めているものに相場の範囲でお金を使うことは人生を豊かにしてくれます。
たとえ高価であっても価格が妥当で収支のバランスが取れていて、その人のこだわりのものであれば尊重しましょう。
浪費
価値を感じなかったり、それ以上経験にならないものにお金を使うことはお金を捨てることになります。
お金を使うことが目的になると、満足感は得られず、経験にもならず、お金は足りなくなります。
相手が収支のバランスを壊してまで浪費をするのであれば、将来を考え直してもよいかもしれません。
人は変わることはあっても、変えることができません。
人的資本
出会うほとんどの相手は働いています。結婚後に相手が働き続けるのかどうかは一度は話をする機会が来ると思います。
お互いが経済的に自立していたほうがうまくいくが
現在ではほとんどの世帯が共働きになっています。夫婦関係は対等なほうが長く良好な関係を築けます。
人的資本に大きな差があると、発言力のバランスが崩れるので仕事はやめないほうが良いでしょう。
センシティブな問題なので、結婚が目的であれば付き合っている段階で専業主婦を否定する必要はないです。
転勤があった時の話
転勤は今後少なくなっていくと思いますが現在ではまだまだ可能性があります。全国、全世界でビジネスをしている会社に勤めている方は職種によっては転勤になることもあるでしょう。
共働き家庭が大半なのに転勤があるのは矛盾する話ですが、現状は制度が追い付いていません。
自分からこの話題をする必要はないと思いますが、聞かれた場合は転勤の可能性について嘘はつかないようにしましょう。まだ結論は出さずに転勤の場合にどうするかはその時に判断することにしておいたほうが無難です。
親との関係
実家との物理的な距離や、精神的な距離感は把握しておきましょう。
- 物理的な距離:実家への帰省の頻度
- 精神的な距離:将来のUターン
- 金銭的な関係:仕送り、援助
実家との距離が近いからと言って頻繁に帰省したり、親が遊びにくると二人きりの時間も取りにくいですし疲れます。
子育てなど負担が大きいときに助けてもらうのは良いですが、借りになることは覚えておきましょう。
将来のUターンが決まっているのであれば話しておいたほうが誠実です。
基本的な考え方は夫婦は親から精神的に独立したほうがうまくいきます。
無理に結婚後の親との話を振らなくてもよいです。
全ての項目を合わせる必要はない
すべての価値観がぴったり合うような人はいません。一番重要なことは、自分と違う立場の人がいることを認識して話し合いができることです。
これは自分にも言えますので相手の指摘に感情的になるのではなく話し合いができるように多様性を認めましょう。
まとめ
結婚後の価値観を適切なタイミングで話をして関係を深めていきましょう。
3回目のデートから徐々に話し始めるとよいです。相手から持ち掛けられた場合は臨機応変にしましょう。
話をすることが重要であって、結論を出しにくい話題は決めに行かなくてもいいです。
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