結婚相談所に入会するとたくさんの情報を担当者から伝えられるので一度に理解するのは難しいですよね。やり忘れてしまったり順番を間違うと出会いで相手に悪い印象を与えてしまうことがあります。
3つの結婚相談所を渡り歩き、20名以上の方とお会いした経験の末に無事に結婚までたどり着いたくま所長が、結婚相談所に入会後から成約退会までにやることをお教えします。
計画を作り、自己評価して担当者を頼れば間違えずに婚活を進めていけます。
この記事を読むことで担当者を頼るべきタイミングと、自己評価の必要性、交際後の進め方などの全体像を知ることができます。
プロフィールの作成
まずはプロフィールを作成します。
プロフィールは出会いの窓口になりますので妥協せずにベストのものを作成してください。とくに写真にも妥協をしないようにしてください。ここで婚活の難易度が大きく変わります。
ひとりで考え込まず担当者に添削や助言をもらうなどをして客観的なクオリティも上げてください。
詳しくは別の記事に書いています。
婚活の計画を作る
婚活の計画を作りましょう。カウンセリングを元に担当者が概略を作ってくれると思います。
結婚相談所に入会直後は短い期間で成婚退会をすることを目指しましょう。時間の経過は不利ですし、長い時間をかけると自己評価と改善をするスピードが遅くなります。
3か月から6か月で退会目標とするのがおススメです。
自己評価とレベルアップ
プロフィールと計画を作ったら相手を探し始めることができます。
まずは担当者に婚活レベルの鑑定をしてもらってアドバイスをもらいます。本当に不足しているものを考えて自己評価してみましょう。
担当者から見て婚活レベルが足りていないようであればなるべく早めにレベルアップを助けてもらいましょう。
以下のことは比較的短時間で改善できるので早めに取り掛かりましょう。
- コミュニケーションの改善ポイント
- 服装のアドバイス
- 髪形やひげのアドバイス
マッチングでは人間性を深く見る時間もなく判断されるため、見た目の印象が大きいです。
入会バブルを乗りこなす
結婚相談所に新たに登録されると、新規入会者として扱われます。会員の表示画面にそれと分かるように記載されますので注目されます。
たくさんの相手からオファーを受けたり、担当者から紹介を受けると思います。また、こちらのオファーが比較的通り安い時期です。
この時が最もマッチングしやすい時期なので上手に使いましょう。こつとして以下を心がけましょう。
・プライベートの娯楽よりも婚活の優先順位を上げて時間を確保する
・会いたいと思う相手であれば忙しくても断らない
・婚活レベルが上がるのを待たずに会ってみる (会ってみれば経験値がたまります)
この時点で良い相手と出会えると2,3か月で成婚退会することになります。
相手を見つける
データ検索ができるのであればオファーが来るのを待つ間に相手を探しましょう。
自分が好きになった人のプロフィールをヒントに相手を絞り込んでオファーをしましょう。
いい人が見つからない場合は条件を広げて探してみましょう。マッチングの予定が2件以下だったり、仮交際をしている人が1人以下であれば積極的にオファーをしましょう。
紹介や、データマッチング、データ検索などでお互いの希望が合えば相手と会うことになります。結婚相談所によっては担当者がセッティングしてくれるところもあります。
担当者がセッティングしてくれないとしても、お互いの連絡先は交換せずに専用のサイトで調整することが多いです。簡単なので大丈夫です。
相手と会おう
場所と時間、目印を決めたら相手と会います。待ち合わせの場所には遅れないようにしましょう。また、遅れる場合は事前に連絡しましょう。相手を不安にさせても好感度が下がるだけです。
ホテルのラウンジやカフェで30分から60分程度話をします。
長く話しすぎないようにしましょう。少し物足りないように感じさせたほうがまた会いたくなります。
特に相手が時計を見たら話を切り上げるようにしましょう。
会ってから席に座るまでや、別れるまでの会話は難しいので、表面的に会話しやすい内容を準備しておきましょう。
仮交際
一度お相手と会った後に、その後も会うことをお互いが選択すれば仮交際になります。この間にお互いのプライベートを話し合ったり、デートに出かけたり、結婚に対する価値観をすり合わせていきます。
メッセージアプリでのやり取りは仲があまり進展しないので、しっかりとデートに誘い楽しみましょう。対面でしないとできない話が関係を深めるためには重要です。
仮交際が1人であれば本命であっても他の相手を探すのをやめないでください。本命だけですと執着してしまい、客観的に相手を判断することが難しくなります。また、余裕も生まれます。
仮交際で相手から振られることが多い場合は内面を磨く必要があるかもしれません。単純に相性が悪い場合もあります。客観的な判断が必要なので、一度担当者に相談してみましょう。
仮交際で相手を好きになれなくて別れる場合はその理由をきちんと考えましょう。どうしても譲れない点が見つかった場合は相手を探すときのプロフィールに盛り込むようにしましょう。
真剣交際
仮交際で進展していくと真剣交際に進むタイミングになります。真剣交際になると1対1で付き合うことになりお互い他の交際者とは別れることになります。
デートなどで自然に真剣交際の合意が得られれば良いですが、こちらから切り出すにはリスクがあります。相手が複数人と仮交際しており、あなたが現時点で1番でない場合は断られるリスクがあります。
せっかく結婚相談所を利用しているのですから担当者に相談しましょう。相手の担当者を介してなんとなくニュアンスを教えてくれると思います。
担当者が背中を押してくれたり、相手のしぐさから確信が持てるのであれば待たずに持ち掛けましょう。
真剣交際に進めればもう一息です。結婚後の将来のことを話し合い関係性を深めていきましょう。
ここで手を抜くと振られることもあるので、相手に対して興味が薄くなったような対応を取るべきではありませんし、ケンカをしたとしても長期間連絡を取らなくなるようなことはやめましょう。
成婚退会
真剣交際では成婚退会のタイミングをうかがうことになります。プロポーズと同じようなものなので決断には覚悟が要ります。
ここでも結婚相談所であることを利用して相手の気持ちをそれとなく調査しましょう。
プロポーズや告白はだめ押しなので、いちかばちかではなく確信がないのであればやめておきましょう。
無事に相手の同意が得られれば成婚退会となります。
ここで時間を費やすことはお互いのためではありません。成婚退会に至れないのであれば理由をしっかりと探してみましょう。
まとめ
結婚相談所では力を入れるべきポイントとタイミングが重要になります。
自己評価とレベルアップをはかり、担当者を上手に使いながら出会いを増やしましょう。
交際から成婚に至るまでに的確に担当者を頼り、いちかばちかにならないように交際を進めましょう。
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