くま所長婚活体験談~結婚相談所編~【5】教員Mさん

体験談2

大手ではない結婚相談所で結果を出せないくま所長は結婚相談所を一度退会し大手結婚相談所に入りなおした。

プロフィールを作成しなおしたくま所長は、心機一転お見合いの依頼を複数の女性に出すことにした。

二度目の入会なのでそつなくこなしたくま所長はスタートダッシュを決めるべく複数の女性にお見合い希望をだしていた。

そんなある日、担当者さんから連絡が入り、マッチングしたことを伝えられた。

お相手は雰囲気が好みな女性Mさんであった。くま所長では釣り合わなくてあっさり振られるのではないかと不安になりながらお見合いに向かうのであった。

果たして結果は如何に。

目次

出会いの場所

大手の結婚相談所

相手のプロフィール

教師

32歳

他人のことを思いやることができる性格

初対面では緊張してしまう

自身のなかに家族像を持っている

お付き合い内容

初対面

まずは結婚相談所のシステムを利用してお見合い場所を選んだ。

複数の日程を提案したところ最短の日程でスケジュールがきまったのでほっとした。どうやらMさんのモチベーションも高いらしい。

駅前の待ち合わせ場所でMさんと対面し、挨拶をした。初対面のときの少し驚くような微妙な反応が見られたがくま所長の印象が違いすぎたのだろうかと不安になった。

くま所長は一目でMさんの雰囲気が気に入ってしまった。

立ち話でも盛り上がったので並んで歩きながらスムーズにカフェに移動することができた。

近くに落ち着いた場所がない駅前だったのでチェーン店の喫茶店(椿屋)を選んだ。夕方だったがカフェにはすんなり入店できたので一安心だった。

席について二人でメニューを見ながら選んだ。Mさんの注文が決まるまで一緒にメニューを眺めて二人分をくま所長が注文した。

お見合いにも慣れてしまったので、よどみなく会話することができた。

趣味についてはあまり掘り下げられなかったが、仕事の内容や故郷の話題で盛り上がった。会話が途切れないように気にかけてもらえたため楽しく会話を続けることができた。

ここでプロフィールには公務員となっていたが教師であることが分かり、仕事に対する熱意や責任感を聞くことができてくま所長的には気に入ってしまった。

また、Mさんの故郷では温泉がたくさんあるが関東の温泉はお湯の量がしょぼくて混雑しているのがマイナスポイントらしく、かなり蘊蓄を披露された。

時間はあっという間に過ぎ、気が付けば70分以上話をしていたので話題が尽きないうちにお見合いを切り上げた。

二人で2000円弱程度だったので。くま所長が支払った。Mさんも支払う意思を3回も見せたが、くま所長は舞い上がってしまいすべて支払ってしまった。

日も暮れかけたため駅まで見送って解散をした。

帰りの電車の中で結婚相談所に交際希望の連絡を入れた。効果があるかは分からないがMさんが迷っているよう担当者経由でフォローしてもらうようにお願いした。

翌日Mさんからも交際の申し込みの連絡があり、仮交際がスタートした

初回のデート

結婚相談所経由でメールアドレスを交換し、すぐにLINEに移行した。初対面の会話でおいしいものを食べに行きたいということは話をしていたので、お昼ご飯に誘うことにした。

Mさんの住所はくま所長の家から電車で1時間少しかかるため、Mさんの家の近くでお昼ご飯を食べに行くことにした。

食べログやGoogle MAP、一休などで探して天ぷら屋さんに行くことにした。ランチだとコスパが良いので(夜食べると)高級なお店を選んだ。

お見合いの翌週末にデートに臨んだ。待ち合わせ場所ではすぐにMさんを見つけることができた。綺麗である。

話をしながら天ぷら屋さんに移動した。初めて訪れた店だが雰囲気が良くて安心した。

ランチコースを選んだのだが揚げたての変わり種の具材が珍しくもおいしく、〆のごはんはお茶漬け風でさっぱり食べることができた。

Mさんも天ぷらは油っぽいのが気になっていたが良い油でさっぱりしていておいしかったと喜んでくれた。

Mさんはきょうだいが多く和気あいあいとした家族像が理想らしい。故郷に対する思いは捨てきれないらしくいずれ戻りたいという気持ちもあった。

当日は天候がすぐれなかったため次回は公園に行きたいという話をして次回のデートプランを一緒に考えた。

1時間半ほど話して天ぷら屋さんを出た。くま所長が支払うつもりだったが、Mさんから支払いたいと伝えられたたため、端数を払ってもらった。そのまま駅まで送って解散した。

Mさんの話題も豊富に振ってくれるので1時間半でも会話が途切れなかった。くま所長のほうが盛り上がっている。結婚相談所入会依頼の本命である。

帰宅中の電車の中でお礼を送りその後もLINEでのやり取りを続けた。

2回目のデート

1日2往復程度のLINEメッセージのやり取りが続いた。

1回目のデートでは公園を散策しようと盛り上がっていたので2回目のデートでは新宿でお昼ご飯を食べてから新宿御苑に向かうことにした。

1回目のデートから2週間後の週末にデートをすることになった。

新宿はある程度の回数訪れたことがあるので、お店選びには土地勘があった。熟成肉を出すダイニングバーでハンバーガーを食べて新宿御苑に向かう計画を立てた。

デート当日は駅の改札で待ち合わせをした。Mさんと会うと結婚に対するモチベーションが上がる。

お昼ご飯を1時間弱で済ませて新宿御苑を散策した。

花や池などを眺めながら家族のことや、幸せに対する価値観などを話すことができてこのデートでかなり親しくなれた感触があった。

そのまま散歩をしながら新宿駅まで戻りカフェで休憩してから改札で解散した。

帰宅中のLINEも盛り上がり楽しい一日だった。

3回目のデート

3回目のデートは秋口に差し掛かっていたので土瓶蒸しを食べたいという話になり、お昼過ぎに映画を見てから夕食を食べに行くことにした。

そろそろ真剣交際も考えなければいけない状況になってきた。

Mさんの好意に確信が持てなかったくま所長は3回目での告白は見送ることにした。14時ごろから映画を鑑賞し日本料理屋さんまで電車で移動することになった。

Mさんと並んで座りながら電車に乗っているとMさんが寝てしまい頭を肩に預けてきた。かなり信頼してもらえているのかなと思い4回目のデートでは告白をしようと心に決めた。

夕食を予約した時間まで間があったので近くのスターバックスで時間をつぶすことにした。

旅行の話題になったので、直近に出かけた旅行の写真を見せるためにスマホをMさんに渡してみてもらっていた。

そこに、くま所長と女性が肩を組んでお酒を飲んでいる姿の写真が混ざっていた。

実は旅行の直後に職場の同僚・先輩とキャバクラに行ってお酒を飲んでいたのだった。くま所長は仕事の付き合いで行っているのでやましいことは何もないと考えていたので特に気にも留めず削除もしていなかった。

Mさんには職場でキャバクラに行ったと説明したが、気になっているようであった。

その後何事もなく日本料理屋さんに移動して夕食を食べた。混雑していたが料理は香りが良くてとてもおいしかった。

Mさんとは夕食後に駅まで送って解散した。

4回目のデート

4回目のデートでは美術館に出かけることにした。

Mさんは3回目のデートの写真で仕事なのは分かるが肩を組む必要があったのか疑問に思っていて、LINE伝えてきていた。

私はやましいことはないと伝えて、このくらいであればMさんも納得してくれると思っていた。

4回目のデートでは上野の美術館に出かけて、近くのカフェでお茶をした。公園を歩きな柄駅に向かう途中でお菓子を渡した。

このお菓子はデートの数日前に出張に出かけていたのでお土産として買ってきたものだった。

一人で食べるのも申し訳ないと伝えられその場で数個もらって一緒に食べていた。真剣交際に進みたいということを告白して返事を待った。

Mさんは「くま所長のことが分からないことがあるのですぐには返事ができない」と伝えて返事を保留にされた。

LINEでは1日2往復程度のやり取りは続いていたが、くま所長はキャバクラの件について自分の考えを変えるべきだと思っていなかったので次の手を考えていなかった。

数日して週末の土曜日に会えないかと聞かれた。たまたま当日は友人と飲み会に参加する予定だったので、そのことをMさんに伝えた。

その後数日して、キャバクラのことがどうしても気になってこの先に進めなさそうなので交際を続けられないという連絡を受けた。

そこでMさんとの交際は終了してしまった。

学び

大手の結婚相談所に移って初めての交際が終了した。途中まではうまく進んでいたが、考え方の相違が急に顕在化して交際が終了してしまった。

やりようは他にもあったと思うのでMさんとの交際は反省点が多い。

・相手が気にしていることは決めつけずにきちんとコミュニケーションをとるべき。

・婚活に集中する時期は婚活のスケジュールを最優先にするべき。

・交際初期は素をだすよりも、相手を心配させないように情報(他の交際相手、その他の女性関係)の取扱いには気を付けるべき。

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